1.骨髄間質が心臓に。
2.骨髄間質がニューロンに。
3.月経血が骨格筋に。
4.ひとつのメチル化サイトが遺伝子全体を制御。
1.活性型ラスが神経分化に。
2.WT1スプライシングが性別に関与。
3.骨髄間質の多分化能。
1.ES細胞とEC細胞は多分化。多分化能って。
2.iPS細胞樹立。
雅さんへ。
できたもので耳介を作成して貰おう。
できれば、工学的な計測を中心に進めるべきである。
セラミックとの結合
HA,
PLGA-collagen hybrid
徹底した工学的なアプローチで行く。
月山頂上 風が強くて怖かった。落ちる可能性有り。凍える可能性有り。
クローナルな増殖を示す間葉系幹細胞のマーカーとして、STRO-1, MCAM(MUC 18/ CD 146)、CD105が知られている。造血細胞と異なり、これらのマーカーでソートされないのは訳がある。それは、造血細胞のように個々の細胞がバラバラになっていないだけではない。間葉系幹細胞は、プラスチック皿の表面で増殖する場合は、ソートしたのと全く同じようなマーカーを発現するようになる。接着する段階では、雑多な細胞集団である一方、増殖後は現実的にSTRO-1 (文献1), MCAM(文献2), CD105でソートしたのと同じように均一な細胞集団となり、フローサイトメトリーでひとつのピークとなる。また、マーカーに関しての疑問として、1.これらのマーカーを持った細胞は、生体内でどの部分に存在しているかも、解決されていない、2.間葉系幹細胞が移植した後にその運命はどうなるのか、自己複製と言った観点からも追跡実験されたことがない。骨髄においては、MCAMは骨髄間質(Adventitial reticular cells)をマークする(文献2)。他の組織において、MCAMはペリサイト(周皮細胞)を認識する。多くの組織に存在するペリサイトは骨髄における間葉系幹細胞に相当するのであろうが、非骨髄組織におけるCFU-Fが実際にペリサイトに相当するかどうかは証明する必要がある。ペリサイト生物学が非造血組織における幹細胞であるかどうかは興味深い。
1. Simmons, P.J., Torok-Storb, B.: Identification of stromal cell precursors in human bone marrow by a novel monoclonal antibody, STRO-1. Blood, 78: 55-62, 1991.
2. Sacchetti B, Funari A, Michienzi S, Di Cesare S, Piersanti S, Saggio I, Tagliafico E, Ferrari S, Robey PG, Riminucci M, Bianco P.: Self-renewing osteoprogenitors in bone marrow sinusoids can organize a hematopoietic microenvironment. Cell, 131(2):324-336, 2007.
BMP1aって、細胞外に分泌される酵素なんだと。Collagenaseを連想すると分かりやすいんだと。確かに分かりやすい。なんでこんなような酵素が骨形成因子なんだろうか。分からん。
Sizzledは、Secreted-type frizzledで、もともとはWnt8aを初めとしたWntファミリータンパク質を阻害すると予想されていたのを、なんと教授はsizzledがBMP1aと結合することで、Chordinoのcleavageを阻害するという新しい作用を発見した。個々の現象は苦労して発見したのだが、登場遺伝子(chordino)は、遺伝学的に分かったんだと。
なにごとにも先達はあらまほしきことなり。
やりたいことをもっともっと明確にしないとダメだ。もっと、やりたいことを話さなきゃ。
明日は、それを名古屋で話すぞ。