Wednesday, August 22, 2012

アレイCGHとSNPアレイ

現在、使用しているCGHの特性: Alu等の制限酵素で切断して、別ラベルでハイブリさせる。60K/180Kが多型を認識できる(制限酵素サイト)。

SNPアレイ: 250Kで多型が分かる。こちらのほうが、UPD(LOH)を検出できる感度が高い。Copy-neutral LOHが分かる。

どちらもCopy numberについての情報は得られる。



EBウィルス潜伏感染

今朝8時30分の勉強会にてEBウィルス感染症があった。

臓器移植では、免疫抑制剤を使用することにより、EBウィルスが顕在化することがあるとのこと。リンパ球にて、100 copy/microgramまでになるとのこと。小児では、EBウィルスに暴露されていないことより、免疫抑制剤使用により、EBウィルスの増殖が誘発される。細胞移植で、ES細胞製剤は心配ないね。

プログラフでT細胞低下してしまう。PTLD(リンパ腫)。似た疾患に 慢性活動性EB感染症と血球貪食症候群があるようだ。
Post-transplant lymphoproliferative disorder (PTLD) is the name given to a B-cell proliferation due to therapeutic immunosuppression after organ transplantation. These patients may develop infectious mononucleosis-like lesions or polyclonal polymorphic B-cell hyperplasia. The disease is an uncontrolled proliferation of B cell lymphocytes following infection with Epstein-Barr virus. Calcineurin inhibitors (tacrolimus and cyclosporine), used as immunosuppressants in organ transplantation inhibit T cell function

ヒトマウスモデルでは、10^4 copy/microgramまで行くらしい。通常では100 copyまでなので、結構なモデルだね。