世古裕子博士による
ヒト体細胞(虹彩由来細胞)に3種類の転写因子(CRX, RX, NEUROD)をiPS作製と同様の方法で導入し、光応答のある視細胞様の細胞を得た。ヒト体細胞からiPSを経ることなく、直接的に光応答のある視細胞を作製し、いわゆるダイレクトリプログラミングによる方法での成功である。CRXとRXの2因子で錐体細胞が誘導され、CRXとNEURODの2因子で、杆体細胞が誘導された。NEURODは、錐体特異的遺伝子の一部の発現には抑制的に働き、杆体特異的遺伝子の発現には必須であり、最終分化にとって重要であった。
Seko Y,Azuma N, Kaneda M, Nakatani K, Miyagawa Y, Noshiro Y, Kurokawa R, Okano H,Umezawa A.: Derivation of Human Differential Photoreceptor-like Cells from theIris by Defined Combinations of CRX, RX and NEUROD. PLoS One. 7: e35611, 2012.
非対称
asymmetric
asymmetric
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