Tuesday, April 14, 2009

自分の研究のルーツ

 ある学会で座長が,筆者が前職で所属していた研究室では古く(1960年頃)から再生医療にかかわる研究が行われており筆者の研究はその伝統の上に形成されたものであるというありがたい言葉を頂戴した.皮下に膀胱や胆嚢を移植することで骨形成が生じる研究,骨髄間質の形態学ならびにその細胞生物学的特性,ヒト幹細胞の多分化能に関する基盤的研究が50年の間進められ,その流れのひとつであるとのことである.ヒト細胞の寿命に関する研究も周りで行われていた.また,形態学を基盤とした解析法は,必要不可欠であった.


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