HLA type I の両方のアリールが同じのヒトからiPS細胞 (HLA homo iPS cells)をつくると、免疫学的に合う確率がとても高くなる。免疫抑制剤を使用しなくてもいい訳だ。HLAホモ iPS細胞で50種類で90%をカバーできるらしい。HLA hetero ES細胞が50種類で90%をカバーするっていう話を聞いたことがあるけど、どっちが本当なのだろう。
成育が作成したES細胞の中にHLA type Iの両方のアリールが同じなものになっている可能性ってないだろうな。確率的には極めて低い。あまり免疫学的に合致したES細胞だと、移植して好ましくない状況(腫瘍化)となったときに、免疫抑制剤の使用中止しても排除されなくなってしまい良くないか。
たくさんの種類のiPS細胞を作製するのに末梢血を使用することが推奨されているけど、月経血の方が楽だよね。痛くないし、作製が簡単だろうと思う。
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