Sunday, February 27, 2011

樋口亜紺氏のiPS総説論文

 樋口亜紺教授がChemical Reviews誌にiPS細胞に関する総説論文を記載した。Chemical Reviews誌は、このブログの読者はご存じないだろうが、伝統あるAmerican Chemical Societyの雑誌でインパクトファクターが35.957 (2009)である。インパクトファクターが36ってすごい。もちろん、Review誌であるからであることは間違いないが、論文が厳選されている。以下の論文で、PubMedから読めるだろうし、(有料だが)全文ダウンロードできる。樋口教授の力作であり、たいへんiPS細胞の材料に関する論文を総ざらいにしている。とてもいい論文である。話を聞くと、とても時間がかかったようである(半年とか)。是非、一読を奨める。なお、第一著者が全て論文を書いており、私は最終著者となっているが、一番貢献度が少ない著者として最終著者となっている。

 なお、Copyrightを侵さない範囲で、著者らのサイトから読めるようにしようと思っています。



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