Monday, June 17, 2013

ふたつのMSC

また、スペックの話。

未分化状態のES細胞とかiPS細胞とか、スペックを決めるのは(比較的)むずかしくない。不死だし、スペックが基本的なところは何も変わらないから。老化によるスペック変化がない。

ふたつのMSCは、そんな訳にいかない。分裂ごとに細胞サイズが大きくなる。知っていた?困るよね。細胞の遺伝子発現も異なるし。。。 元々の組織から採取するけど、組織ごとに違う性質を持っている可能性が大。脂肪組織由来は脂肪に分化しやすいMSC...  

スペックという発想は、再生医療だけじゃなくて、希望する形態全部に通じる。たとえば、今度のディズニーランドに行くための規格(企画)設定(スペック)はどんなの? こんなことは言わないか。

明日は中学生が見学に来る。私は一般市民への講演では、結構評判がいい。一方、中学生への話はダメ。明日は中学生が喜んでくれるのだろうか。液体窒素を見せて、細胞見せて、病院見せて、科学者たちを見せて、後は何を見せようか。どうしよう。xxxさんに頼んだっけ。どんなスペックなんだろう。


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