Monday, July 20, 2009

Egg sharing

 ISSCRの倫理に関するセッションを聴いてきました。倫理のワークショップに出席するのは、初めてでした。独特の雰囲気がありました。ISSCRなので聴衆は少なかった。発表者はいずれも英国からいらした方で、発表者自身も強調していたが、Egg sharingというテーマになると女性が支配し、決定することになるということである。Who decides?という問いにThe womanという答えになっている。新しいエビデンスはたいへんに参考になった。一方、倫理学の分野にはおらないものの、わたし自身が倫理の分野に土地勘を有しているせいか、発表自体に新たな考えはなかったように感じた。新たな考え方の枠組みが出せずにいるように感じた。議論することは重要であるが、新たなパラダイムを提示できない場合、その決定は、当たり前で恐縮だが相対的であり、政治的・行政的であり、裁量の余地が残るところがあり、時間的な制限を考えると同じレベルまで到達するまでの時間を鑑みるととても参加できず、専門家に任せることが一番良いと思っている。時間的な制限とは、残りの研究時間のことである。

www.hfea.gov.uk
上記のサイトは、The Human Fertilisation and Embryology Authority、the UK's independent regulator overseeing the use of gametes and embryos in fertility treatment and researchのものである。









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