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3.「生命のはじまり」に関する中世から現代までの
カトリックの見解
はじめて神学的に胎児の生命を認識し中絶を否定する見解を示したのは古代
キリスト教最大の神学者・アウグスティヌスである4)。彼は、上述の創世記の
一節(「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ」(創世記1:28))から、出産がセ
ックスの目的であり、その場合においてのみセックスが許される、と考えた。
したがって、中絶はセックスの唯一の目的を阻むが故に罪深い行為と考えたの
である。この見解が中世、そして現在にいたるまで影響し、カトリックにおい
て中絶に対する批判的見解が形成されていったと考えられている5)。
次に神学的に整理したのは中世最大のカトリック神学者といわれるトマス・
アクィナス6)である。基本的にはアウグスティヌスを踏襲しているが、具体的
に「いつから生命がはじまるのか」について言及した点で注目できる見解を述
べている。曰く、「男の胚には受精後40日目に、女の胚には受精後90日目に神が
“魂”を吹き込む」と。
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