Monday, November 16, 2009

高校生からのインタビュー2

昨年、インタビューを受けた高校生から電話インタビューを受けました。前のブログに書いた高校の別の学生です。

質問は、簡単に言うとキャリア・パスについてです。自分が大学生の頃(24歳くらい)に聞いた質問をしてきました。

1。ポスドク時代につらかったことは? 科学のこと、ばっかり考えて、専念して、辛い。
2.今のポストで、つらいこと? 世界的な競争力に追いつけないこと(自分の問題)。
3.どうやって、助手のポストを得られたか? 2人のボスのおかげ。
4.なんで、今のポストに来たか? 「教授選に敗れたから(受動的理由)。」と「研究所で研究したかったから(能動的理由)。」
5.科学者になると決めたのはいつか? 大学生の頃だが、実際に科学専任となったのは今のポストから。
6.科学者になりたいと思ったのはなぜ? 学生時代に研究室で遊ばせてもらったから。
7.良い大学とは? 良い教員(先生)がいるところ。
8.科学者になる前にテーマは持っていないとダメか? 僕は持っていなかったが、仲間は持っていた。
9.米国と日本の違いは? 伝統。実際には、時間の使い方。
10。日本の問題は? 仕組み。人材流通の欠除。
11。日本の研究室で好きなことをさせてもらえるか? 自分はさせてもらった。
12。本当か? 本当。幸運だったかもしれない。自分はポスドクの好きにはさせない。
13。科学者はたいへんか? 今の仕組みだと科学者になるまでは、とても大変。

なんか一問一答で、結構すぐに答えられた。質問内容がステレオタイプなものであったことと、質問の仕方が上手であったためか。


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