ヒトES細胞を用いた臨床研究は、先の話なのでしょうが、規制といった観点からは、早期に用意していただけると助かる。
ES細胞を用いる臨床研究に関する倫理的問題についてです。現在、文部科学省ライセンス課生命倫理安全対策室で、研究に対してヒトES指針が既にあります。臨床研究に対してどのような倫理的な問題があるかということに関しての議論が必要だということで理解しております。安全性と有用性の必要性との平衡点という考え方があるのであれば、倫理性と有用性の平衡点というものが存在するのかどうか。もし存在するのであれば、いまの指針の中で、どの程度(規制を)削れるのかということを、具体的に考えるべきではないのかなと思います。臨床研究であれば、規制が不必要である部分もあるのではないかということも考えております。文部科学省の指針に基づくのは当然としても、同一である必要はないのかなと思っております。最終的には似たような指針になるかもしれませんが、しっかり考えて結論を早期に出さなくてはいけない(と意見します)。
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