http://hikitaiin.blog101.fc2.com/blog-entry-6.htmlからの引用です
B.先進医療※注2)の指定を受け、一部施設で先進医療として実施されているもの
・閉塞性動脈硬化症、閉塞性血栓血管炎(バージャー病)という、主に下肢血管の閉塞する虚血疾患があります。下肢の冷感と痛みを主症状として、重症化すると下肢壊死を来たし切断治療が必要となることもあります。この疾病に対して自己の骨髄幹細胞/末梢血単核球/末梢血幹細胞をそのまま/もしくは培養して、局所に注射して血管の再生を促す方法が先進医療として行われています。筋肉に移植細胞を注射するのは数十ヶ所に及ぶため、腰椎麻酔下で行います。1999年以後国内で急速に広がり、全国20ヶ所以上の認定施設で行われています。ある程度の治療効果が認められてきているものの、数年後には効果が落ちてくるという報告もあります。
※注2)先進医療:先進医療とは、大学病院などで実施される未だ保険承認に至らないものの有効性と安全性がおおむね確立しつつある先端医療のうち、厚生労働大臣の承認を受けたものです。例外的に保険診療との併用が認められており、保険対象外である先進医療の特別料金部分は全額自己負担となりますが、通常の保険診療との共通部分(診察,入院,投薬など)には保険が適応されて一部自己負担金(通常被保険者3割)の支払いとなります。それまでの「高度先進医療」が平成18年10月1日の健康保険法の一部改正に伴い、制度再編されて先進医療と称されるようになっています。
Monday, July 14, 2008
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