TRって,言葉をご存知でしょうか。標準報告書というものらしく、JIS規格の元になるものらしい。工業標準化法の規定に基づいて日本工業標準調査会の審議を必要とするものらしい。そもそもは工業製品を製造する作業の標準化のためにあるものだが、医療の現場における作業の標準化にも資することが可能と言う。間葉系細胞を作成するにも、標準報告書があってよいようだ。ひとつのデータベースとして利用できるとのことだが、国の法律に基づくことより、その標準報告書の「重さ」はそれなりにあると予想される。
ウェブサイトより一部抜粋(http://www.jisc.go.jp/jis-act/ts-tr.html)
TS/TR制度について
本制度は、先端技術分野等の技術進歩の早い分野において、日本工業規格(JIS)として制定するには熟度の低いものについて、迅速かつ適切に標準情報(TS及びTR)として開示することにより、オープンな議論を推進し、コンセンサスの形成を促し、JIS化の促進を図るためのものです。 この制度は、ISO(国際標準化機構)のTS制度及びTR制度と同じ趣旨の制度です。
標準報告書(TR)
JISとは異なる種類の標準に関連する情報類(標準化関連情報、データ集など)として、これ自体はJISにはならないものの、標準化の推進に資するものとして公表される標準文書。 なお、標準報告書(TR)は、原則として発行後5年をもって廃止します。
Monday, July 14, 2008
Technical Report (TR)
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