Sunday, July 13, 2008

CPCの職場環境

日本炎症・再生医療医学会のシンポジウムで、自動培養装置に関するシンポジウムが開催された。その中で、CPC内部での職場環境についてのコメントがあった。CPCとは、Cell Processing Centerの略である。簡単に言えば、「寒い」とか「暑い」とか、「退屈である」、「不安になる」等々であった。足下が冷えるという意見もあった。早速、研究室に戻り、実際に最先端の現場で仕事をしている方々に尋ねてみた。「不満ある?」という愚問にもかかわらず、皆、建設的な意見を挙げてくれた。作業が適切に行われているかどうかの不安が一番であるようであった。実際には、SOPに従い、イアホンを通じて全て管理されているが、補佐する人も全てを把握して、作業工程をCPC内部で確認したいとのことであった。その他にも指摘があったが、全て改善可能なものであった。

CPC内部は、窓もなく、時計もなく、指示が外部から来るのみの隔離された空間であり、長時間の作業でのストレスは相当なものであろうと予想したが、実際は集中しているせいか、ストレスは作業が正確にもれなく行われているかどうかであった。実際には、作業が間違って行われる可能性は極めて低いが、当然の心配と思われた。



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